藤堂高虎・京極高知陣跡
とうどうたかとら・きょうごくたかともじんあと







東軍の第2陣
現在の関ケ原中学校の敷地内に「藤堂高虎・京極高知陣跡」を刻む標柱が建っています。合戦時には、福島正則隊に続いて東軍左翼縦隊の第2陣として進軍しました。午前8時頃に開戦すると、両隊は不破関跡付近まで進撃し、大谷吉継の隊に属していた平塚為広と交戦し、午後には小早川隊と共に大谷隊を破りました。秀秋と共に寝返った脇坂安治らは高虎に調略を受けたといわれています。この陣跡は、過去に何度も移転を繰り返して今の場所に置かれています。
平和を願う築城の名手
藤堂高虎は、築城の名手として有名で、技術の価値・可能性を誰よりも理解しており、土木や建築の技術をもって、天下泰平の世を作ることができると考えていたそうです。そんな世の中を作るためにも、技術者を大切に扱ったといいます。徳川の時代になって、城の建設を始めた際には敵に威圧感を与えるため黒塗りが当たり前だった城壁を、あえて白壁にすることで、明るさを表現したという点では、高虎の平和への願いが感じられます。
スポット詳細
住所 | 岐阜県不破郡関ケ原町大字関ケ原2491-101 |
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アクセス | R21松尾交差点を南下し、住宅街の一角にある中学校へ JR関ヶ原駅から西へ徒歩10分 |
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